Vol.31  2025.7月特別号

牛乳びん
Vol.31






日頃より明治フーズデリバリーをご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。

「牛乳びん」は現在LINE登録をして頂いているお客様向けのお便りとなっておりますが、今回は特別号ということで、お手紙でもお配りさせて頂いております。
1本100円で普段お取り頂いていない商品をお試し頂けるご注文リスト、明治フーズデリバリーからのメッセージを掲載しております。
是非、最後までお目通し頂けますと幸いです。

明治フーズデリバリーより

明治フーズデリバリーは、創業より47年、法人化して30年を迎えることができました。これもひとえに、地域の皆様からの温かいご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
私たちは「地域の皆様の健康習慣を支える存在でありたい」という願いを胸に、創業以来、墨田区本所1丁目で2度の移転をしながら、地域に根ざした事業を続けてまいりました。

現在、私たち家族5名とスタッフ5名の計10名で、墨田区を中心に、江東区・台東区の全域、さらには中央区・千代田区・江戸川区・荒川区の一部地域へ、明治・メイトーの宅配商品をおとどけしています。
お客様一人ひとりの健康を願い、まごころを込めて商品をお届けする。この度、私達の会社のご紹介と、創業から今日に至るまでの「想い」「こだわり」「感謝」、そして未来への「願い」を、私たち家族5名で綴りました。ぜひ、私たちのメッセージをご覧ください。

昭和53年、27歳の春でした。6歳と0歳の幼い子供たちを抱えながら、夫と二人、「お客様の健康を支えたい」という一心で独立を決意しました。借りたのはわずか10坪足らずの小さな家。そこが私たちの仕事場であり、子育ての場であり、暮らしの全てでした。 
 朝4時に起床し、夜明け前の静寂の中を自転車で2時間程度、当時はおよそ100軒ほどのお客様のもとへ牛乳を届けたと記憶しております。仕事と子育て、そして主婦業。一人何役もこなしながら、夫と二人三脚でひたすら前へと進んでいきました。 
 30代になると、学校の売店で牛乳を販売する機会を頂きました。これが新たな転機となります。そのご縁で、パンやお弁当も扱える学校を紹介して頂き、約30年間、私は「売店のおばちゃん」として学校に通う子どもたちの成長を見守ってきました。朝の配達を終えてから売店に立ち、午後からは集金や事務仕事に追われる毎日。まさに身を粉にして働く、そんな日々でした。 
 その間、娘夫婦が共に働くようになり、会社は法人化。さらに15年前には長男も加わり、スタッフも増えました。そして今年、法人化30周年という大きな節目を迎えることができました。 
 創業以来、私たちは「お客様の健康を支えたい」という当初の想いを胸に、牛乳をはじめとした健康食品をお届けして参りました。お客様には時に温かい励ましのお言葉を、時に厳しいお叱りのお言葉を頂くこともありました。しかし、その全てが私たちを成長させ、今日の礎となっていると深く感謝しております。 
 どんな時も、正直に、そしてお客様への目配り、気配り、心配りを決して忘れない。この信念を貫き、お客様に寄り添い続けることで、地域の皆様の健康を微力ながらもお手伝いさせて頂けていることに心から感謝いたします。

創業以来、私たちはただ牛乳をお届けするだけでなく、皆さまの毎日の健康習慣を支える存在でありたいと願ってきました。
 牛乳1本が65円だったあの頃から、時代は大きく変わり、スーパーでは安価な牛乳が手軽に手に入るようになりました。そんな中で、「私たちの牛乳宅配に、一体どんな価値があるのだう?」と、正直、何度も自問自答を繰り返す日々でした。 
 しかし、そんな私たちの心を奮い立たせてくれたのは、他でもない皆さまからの「ありがとう」という温かいお言葉でした。その一言が、私たちの「地域のお客様の健康をサポートする」という使命感を確かなものにし、「必要とされるサービスとは何か」を深く追求する原動力となってきました。 
 これまで、仕入れ価格が上がった際には、大変心苦しいながらも、その一部をお客様にもご負担頂き、価格を改定してきました。できる限り皆さまのご負担にならないよう、価格は慎重に決定してきたつもりでおります。 
 私たちの最も大切な使命は、お客様の健康をサポートし続けることです。そのためには、会社を存続させ、共に頑張ってくれるスタッフの生活を守ることも、私たちの責任だと強く感じています。 
 今後もサービスの質を維持し、お客様の健康習慣を継続的にサポートしていくために、ご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
 これからも、変わらぬ品質と真心を込めて、皆さまの健康をサポートして参ります。

早朝に響く、牛乳瓶のぶつかる音。それは幼い日の私にとって、当たり前の風景でした。
背伸びをして「木製の牛乳箱」へ届けた牛乳は、お客様の笑顔に変わる。当時は「健康をおとどけしている」という認識はありませんでしたが、お客様の「ありがとう」が幼い私にはご褒美でした。 
 月日は流れ、人生の岐路に立った15年前、私は家業である牛乳屋の道を選びました。そして、幼い頃お手伝いで伺っていたお客様のもとへ、再び牛乳をおとどけする日々。そこで気づかされたのは、40年以上にわたり牛乳を飲み続けてくださるお客様の存在です。それは単なる習慣ではなく、日々の健康を願い、自らの手で育んできた「健やかさの証」なのだと、深く胸に刻まれました。 
 今日、私がお客様の玄関先におとどけする牛乳は、単なる乳製品ではなく、私とお客様が共に歩んだ歴史であり、時代を超えて紡がれてきた信頼の証。そして何よりも、お客様がご自身の健康を大切にされ、そのために選び続けてくださったのだと実感しています。 
 この感謝と喜びを胸に、これからも真心を込めて、お客様の健やかなる日々を支え続けていきたいと、強く願っています。

ご縁を頂き、ご契約頂いてから今日に至るまで、変わらぬご愛顧を賜りまして、心より御礼申し上げます。
「皆様の健康維持に貢献したい」という思いを胸に、私たちは日々多くのお客様のお宅へ心を込めて商品をお届けしております。 
 東日本大震災の際は、一部の工場も被害を受け、商品を十分にお届けできず、大変苦しい状況でした。ご迷惑をお掛けしていたにも関わらずお客様から温かいお言葉を頂いたことは今でも忘れられません。困難な中で頂いた温かいお言葉が、私たちスタッフ一同の大きな励みになり、前を向く力となりました。どんな時でも待っていて下さるお客様がいる。その存在が私たちの原動力です。 
 これからもお客様の毎日を支える存在であり続けられるよう、心をこめて努めて参ります。どうぞ末永く宜しくお願い申し上げます。

父と母が人生を懸け、必死に築き上げてきた明治フーズデリバリー。その歴史と、地域のお客様への真摯な思いが詰まったこの大切な会社を、私と姉夫婦が引き継ぐことになります。それは単なる事業承継ではありません。両親が守り抜いてきた「地域の健康を支える」という使命を、私たち自身が全力で受け継ぐという決意です。 
 私たちが目指すのは、地域の皆様の「毎日続けられる健康のサポート」です。単に品物を「おとどけ」するだけでなく、お客様一人ひとりの健康に寄り添い、心を込めて「ケア」したい。この二つの大切な思いを融合させ、「OtodoCare」という名前に込めました。それは、「常に皆様の健康への深い配慮を忘れず、真心を込めておとどけする」という、私たちからの揺るぎない約束です。
 この「OtodoCare」を通じて、皆様の健やかな日々を支え続けること。それが、私たちを育んでくれた地域への恩返しであり、何よりも両親への最大の感謝の形であると信じています。一本の牛乳、一つの商品に私たちの真摯な願いと、未来を育む温かい心を込めて。これからも、お客様の笑顔のために、全力を尽くしてまいります。

「人生100年」と言われる今日、いつまでも健康で長生きしたいと誰もが願うと思います。私たちの宅配サービスをご利用頂いている多くのお客様も、ご自身やご家族の健康を大切に思い、継続して下さっているのだと思います。
その信頼に応えるため、私たちは安心・安全な商品をお届けすることはもちろんのこと、お客様の健康づくりに役立つイベントや情報の発信にも力を入れて参ります。お客様に「ここなら安心」と思って頂き、毎日の暮らしに寄り添える存在であり続けたい―この想いを胸に、スタッフ一同日々努めております。 
 これからも、私たちのサービスが皆さまの生活に欠かせないパートナーとなれるよう、より一層努力して参ります。末永くご愛顧頂けますと幸いです。

今月のおすすめ商品

※今回のご注文に伴う定期宅配のお休みはお受付いたしかねます。
※おすすめ商品のお支払は毎月の牛乳代金と併せて月末締めでご請求させていただきます。


今月の牛乳びんは特別号となっておりますので、皆様のお手元へ紙でおとどけさせていただいております。「今月のおすすめ商品」は紙でのご注文となりますので、この機会にお試しください。